2024年度の診療報酬改定に向けて看護系学会等社会保険連合(看保連)は、「心不全ケア診療加算」(仮称)の新設も求めた。慢性心不全の患者が入退院を繰り返すことなく暮らせるように多職種がチーム医療で支えることに対する評価で、緩和ケア診療加算を算定できない心不全の入院患者(ステージCとD)を対象に想定している。【兼松昭夫】
この加算の新設は、日本循環器看護学会が提案していた。
提案は、心不全の診療に精通した医師と看護師(いずれも経験5年以上)や、薬剤師・管理栄養士・理学療法士・医療ソーシャルワーカー(いずれも同3年以上)らによる多職種アプローチの実践を促す内容。患者向けの
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