新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが8日に5類へ移行したのを受けて、日本病院会など8団体は、健康診断を実施する際のコロナ対策のガイドラインを同日付で改訂した。職員に対するワクチン接種の推奨などを見直す一方、「風邪症状」などがある人の受診を断るこれまでの対応を継続させる。【兼松昭夫】
また、ほかの受診者への配慮などから受診時にマスクの着用を求める方針も新たに示した。着用しない場合は受診を断ることもあるとしている。
ほかに、新型コロナに感染し、国が示す療養期間が終了していない人の受診も断る。厚生労働省は、感染したら発症日(無症状なら検体採取日)を「0日目」として5日間は外出を控えることを推奨している。
8団体が改訂したガイドラインは、「健康診断実施時における新型コロナウイルス感染症対策について」。
改訂版の内容は、
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