日本医師会の釜萢敏常任理事は25日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザなどと同じ5類感染症に切り替わるのを踏まえ、これまで積極的に対応してこなかった医療機関に対して今のうちに準備を進めておくよう呼び掛けた。【兼松昭夫】
具体的な対応としては、これまで通りの感染防止策の徹底に加え、新型コロナに感染した人や感染が疑われる人が、それ以外の患者と接触するのを避けるための動線の整備などを挙げた。
新型コロナの感染症法上の位置付けは、現在の「2類相当」から5類に4月下旬から5月上旬ごろ切り替える方向で検討が進んでいて、政府の対応案が27日にも示される。
5類に移行すると、
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