身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウェア」の攻撃で、電子カルテシステムに大規模な障害が発生した大阪急性期・総合医療センター(大阪市住吉区、865床)は12日、電子カルテを含む「基幹システム」が同日から再稼働したと発表した。【兼松昭夫】
同病院によると、初期設定し直してウイルスに感染していないことを確認した端末210台ほどを同日までに外来の診察室に設置した。それによって、電子カルテの情報を確認したり診察内容を入力したりできるようになり、障害の発生前に予約していた患者の再診を再開させた。
新規の紹介患者への対応や画像診断などはまだ再開できていない。
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