健康保険組合連合会は、2020年度の医療費の総額が1,387組合全体で4兆4,112億円だったとする集計結果をまとめた。対前年度比4.8%の減で、「医科入院外」では6.6%と大きく減少した。健保連では、新型コロナウイルスの感染拡大による患者の受診控えが影響したとみている。【兼松昭夫】
写真提供=PIXTA
健保連では、社会保険診療報酬支払基金の請求内訳書などのデータを基に、電子レセプトや紙媒体のレセプトを含めて1,387組合全体での20年度の医療費(確定ベース)を集計した。
その結果、同年度の医療費は対前年度比4.8%減の総額4兆4,112億円だった。診療区分別では、
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