社会保険診療報酬支払基金は2月28日、医薬品の適応外使用について、新たに11事例を審査上認めることとし、公表した。薬剤は、抗腫瘍薬エトポシド、免疫抑制剤のシクロスポリン、アザチオプリン、タクロリムス水和物、ミコフェノール酸モフェチル、精神神経用薬アリピプラゾール、抗てんかん薬カルバマゼピン、副腎ホルモン剤デキサメタゾンの8成分と、放射性医薬品1成分で、いずれも「審査上認める」もの。【ライター 設楽幸雄】
エトポシド(注射薬)は、肺小細胞癌、悪性リンパ腫、急性白血病、膀胱癌などの効能で承認されているが、「造血幹細胞移植の前治療」に投与した場合、審査上認める。
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