社会保険診療報酬支払基金は1日、全国の支払基金のレセプト審査で、医科の統一的な審査基準となる「審査の一般的な取り扱い」として、新たに9事例をまとめ、公表した。合計57事例となり、審査情報提供事例580事例(医科87、歯科226、医薬品267)と合わせると637例。【ライター 設楽幸雄】
今回の9事例は、投薬2、手術1、麻酔1、検査3、画像診断1、病理診断1となっている。
投薬では、ベラサスLA60μg(一般名ベラプロストナトリウム)について、▽肺動脈性肺高血圧症の傷病名がない場合の混合性結合組織病と強皮症に対する投与は、原則として認められない▽肺動脈性肺高血圧症の傷病名がない場合の慢性動脈閉塞症に対する投与は、原則として認められない-とした。
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