自民党の「国民医療を守る議員の会」(会長=加藤勝信・前官房長官)は8日、2022年度の診療報酬のプラス改定などを求める提言を岸田文雄首相に提出した。ポストコロナを見据え、新興感染症への対応と通常の医療の両立に必要な財源を確保するため、不妊治療の保険適用や看護職員の賃上げの費用とは別に診療報酬の大幅なプラス改定が不可欠だとしている。【兼松昭夫】
提言は、▽新型コロナウイルスの感染者の入院体制に対する支援▽全国民が「かかりつけ医」を持つための支援▽デジタル化による健康医療情報の活用▽医療従事者の処遇改善▽診療報酬のプラス改定など医療財源の確保-の5点。
「かかりつけ医」は、
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