国民健康保険中央会は国保連合会の8月審査分(7月診療分)の結果をまとめた。医療費合計は2兆3,094億円、前年同月比+0.7%、前々年同月比▲3.5%で、コロナ前との比較で再びマイナスとなった。件数計は8,437万5,870件、前年同月比+1.2%、前々年同月比▲14.4%で、コロナ前に対しては大幅なマイナス。前々年同月比では、平日数が2日少なかった。【ライター 設楽幸雄】
国保連審査分の医療費合計の伸び率は、前年同月比が、4月(診療月)+8.4%、5月+9.5%、6月+3.0%、7月+0.7%と推移。前年の落ち込みが大きかった4月と5月が大幅増となったが、6月、7月は低めの伸びとなっている。
7月は、前年同月に比べて、平日数(土曜日除く)が1日少なく、土曜日が1日多かったことの影響があるとみられる。
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