健康保険組合連合会は13日、2020年度の高額レセプトの状況をまとめた。医療費月額1,000万円以上は1,365件で過去最多。前年度より514件(60%)増加し、過去10年で最大の増加となった。最高額は1億7,147万円で過去最高。脊髄性筋萎縮症に対する1億6,707万円の新薬ゾルゲンスマによるものとみられ、7位の1億6,733万円まで同水準で並んだ。【ライター 設楽幸雄】
月額医療費の最高が健保連調査で1億円を超えたのは、これまでに、11年度の血友病Aの1億1,550万円、16年度のフォンウィルブランド病の1億694万円と2回あった。
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