信用調査会社の東京商工リサーチ(TSR)は7日、調剤薬局の2021年の倒産件数が8月末時点で年間最多となったことを明らかにした。1-8月は22件(前年同期比83.3%増)で、04年に調査を開始して以降、年間で最も多かった17年の計17件を更新。新型コロナウイルス感染症による受診控えや業界の乱立などが影響したためで、TSRは「コロナ関連」の倒産が今後さらに増え、21年は30件台に達する可能性があると指摘している。【松村秀士】
■調剤薬局の淘汰加速の可能性も
(残り489字 / 全717字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】