厚生労働省は4日、第46回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。東京の感染状況について「年末年始を超える過去最大の規模の感染拡大」と説明。「感染者の急増に伴い、自宅待機を余儀なくされる者や調整中の者が急増。さらに、一般医療の制限も生じている」と指摘している。【新井哉】
厚労省によると、7月28日時点の全国の入院者数は1万628人で、1週間前と比べて2,489人増えている。全国の受入確保病床数に対する割合は29.0%(1週間前は22.3%)で、都道府県別では、石川(59.6%)が最も高く、以下は、沖縄(54.5%)、埼玉(51.4%)、福島(48.6%)、東京(46.5%)、千葉(45.6%)、神奈川(41.6%)、京都(40.4%)などの順だった。
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