日本保険薬局協会は、新型コロナウイルスのワクチン接種について薬局薬剤師の3,044人が6日までに何らかの業務に対応したとする調査報告書を公表した。対応したのは延べ8,467日。関連の業務内容では、薬液希釈・充填業務が最も多かった。約半数の薬局が今後の協力要請に前向きな姿勢を示していることも分かった。【松村秀士】
調査は、同協会が6月25日から7月6日にかけて会員薬局を対象に実施した。新型コロナのワクチン接種での薬剤師の活動状況を把握するのが目的。
回答した4,992施設の中で、都道府県から協力要請を受けたのは3,432薬局(68.8%)。このうち、1,199薬局(34.9%)が実際に協力し、370薬局(10.8%)はその予定があると答えた。一方、577薬局(16.8%)が対応を検討中で、1,286薬局(37.5%)が対応できなかった。
■対応した薬剤師、大阪府では350人超
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