社会保険診療報酬支払基金は、2020年度の診療報酬等確定状況をまとめた。20年4月診療分から21年3月診療分までで、件数は総計10億2,953万件で、前年度比▲10.4%、金額(患者負担除く)は総計12兆5,785億円で、▲3.0%となった。診療種類別では、件数は医科と調剤が2桁減だが歯科は▲4.6%にとどまり、金額は医科と調剤がマイナスの中で歯科は+1.6%となった。【ライター 設楽幸雄】
医科(入院と入院外)は、件数が5億4,020万件で▲11.2%、金額は8兆7,436億円で▲4.1%となった。
調剤は、件数が3億4,156万件で▲11.6%、金額は2兆3,996億円で▲2.5%だった。
これらに対し、歯科は、件数は1億4,564万件で▲4.6%、金額は1兆2,203億円で+1.6%となった。件数はマイナス幅が医科と調剤の半分以下で、金額は2%に近いプラスだ。
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