健康保険組合連合会は8日、政府が6月中にまとめる骨太方針2021に向けた要望をまとめた。コロナ対応を含めた急性期病床の集約による入院医療体制の強化を第1に挙げ、かかりつけ医の推進策では外来医療の機能分化・連携の強化と共に、かかりつけ医の制度化の枠組みを検討すべきとした。【ライター 設楽幸雄】
急性期病床については、「コロナ禍で急性期病床の機能と人的資源の散在が露呈した」と指摘し、今後の人口減少や疾病構造の変化、新興感染症への対応として、「早急に急性期病床の集約化が必要」で、そのため、「地域医療構想を確実に推進すべき」とした。
また、診療報酬での対応として、「入院医療の機能分化・連携の強化」を推進すべきとした。
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