病院や診療所、介護施設などを運営する複数の非営利法人が役割分担を進め、効率的な医療提供体制の確保を目指す「地域医療連携推進法人」が全国で26法人になったことが分かった。全国ベースでは2020年9月上旬から6法人の増。青森、静岡、岡山、佐賀の各県がそれぞれ1法人を初めて認定した。【松村秀士、兼松昭夫】
青森県は、十和田市立中央病院(369床)を運営する十和田、三沢市立三沢病院(220床)を運営する三沢両市長の「上十三(かみとうさん)まるごとネット」を3月29日付で認定した。
静岡県は、県立総合病院機構の県立総合病院(静岡市葵区、712床)と、地域医療機能推進機構(JCHO)の桜ヶ丘病院(同市清水区、199床)が参加する「ふじのくに社会健康医療連合」を4月7日付で認定。また岡山県は、心臓病センター榊原病院(岡山市北区、297床)を運営する社会医療法人社団十全会など2法人の「岡山救急メディカルネットワーク」を3月30日付で認定した。
佐賀県は、医療法人社団如水会今村病院(佐賀県鳥栖市、179床)など2法人の「佐賀東部メディカルアライアンス」を1月29日付で認定していた。
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