健康保険組合連合会は4日、月額1,000万円以上の高額レセプトが2019年度は851件で過去最多となったと発表した。上位100件では、疾患別で最多の循環器系疾患が4件減少した中で、2位の血液疾患は6件増加した。背景として、18年5月に血友病Aに対する初の抗体薬ヘムライブラ(中外製薬)が保険適用となったことを挙げている。最高額も血友病Aで4,038万円。【ライター 設楽幸雄】
19年度の1,000万円以上高額レセプトは、1,000万円以上2,000万円未満が768件で前年度比18.9%増、2,000万円以上が83件で1.2%増、合計が851件で16.9%増となった。
5,000万円以上は18年度には2件あったが、19年度はなかった。
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