厚生労働省は7月初旬、オンライン資格確認の導入に向けた医療機関や薬局でのシステムの整備などを支援する「基金」のポータルサイトを開設する。サイトでは、顔認証付きカードリーダーの申し込みやオンライン資格確認の利用申請、基金の補助申請の受け付けを順次開始する予定。【松村秀士】
オンライン資格確認は、2021年3月にスタートする。これによって、医療機関や薬局では、マイナンバーカードのICチップや健康保険証の記号番号などによって患者の資格情報を自動で取得できるようになるほか、過去の特定健診情報などの閲覧も可能となる。また、窓口で患者情報を入力する手間や、資格過誤によるレセプト返戻の作業が減るメリットもある。
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