加藤勝信厚生労働相は22日の経済財政諮問会議で、当初は2023年度中を予定していた電子処方箋の運用の開始時期を22年夏ごろに前倒しする方針を明らかにした。これを見据えて、厚労省は21年10月ごろから医療機関・薬局のシステム改修に着手する予定だ。【松村秀士】
諮問会議で加藤厚労相は、新型コロナウイルス感染症を踏まえた「新たな日常」に対応したデータヘルスの集中改革プランを進めることを表明した。これを実現させるため、今後の2年間で3つの「ACTION」に集中的に取り組む。
具体的な「ACTION」は、▽電子処方箋の仕組みの構築▽全国で医療情報を確認できる仕組みの拡大▽自身の保健医療情報を活用できる仕組みの拡大-の3つ。
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