在宅介護の現場に携わる介護従事者の意識調査で、新型コロナ問題で医療機関との連携が「できている」と回答したのは全体の28.8%にとどまり、「できていない」26.0%や「何とも言えない」45.1%と、不安をにじませる回答が目立った。在宅サービスの利用控えも「多くいる」「わずかにはいる」などを合わせて8割以上が「いる」と答えた。【齋藤栄子】
調査結果は、淑徳大の結城康博教授が「ケアマネジャーを紡ぐ会」や介護従事者らの自主勉強会などを通じて依頼し、4日から17日までの期間に回答を得た503名を対象に集計したもの。回答者の職種は、▽ケアマネジャー46.3%▽デイサービス介護職員11.7%▽訪問介護員(サ責含む)9.5%▽看護師以外の医療職6.0%▽各サービスにおける相談員、看護師、経営者いずれも5.8%-など。
(残り408字 / 全764字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】