日本薬剤師会は4月30日、新型コロナウイルス感染症が薬局経営に大きな影響を与えているとして、薬局機能を維持するための財政支援、また薬局スタッフに感染者が出た場合の薬剤師派遣や患者を他の薬局で受け入れるための調整などの仕組みを構築するための財政支援などを求める要望書を、加藤勝信厚生労働相に提出した。【ライター　設楽幸雄】

　要望書は、政府の外出自粛要請を受け、4月以降、外来患者が減少するとともに薬局の患者数も減少し、その中で処方日数が急速に長期化しているため、薬局経営に大きな影響を与えつつあると訴えている。

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