全国で57病院を運営する独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO:ジェイコー)の2018年度業務報告書によると、経常収益は3,725億円(前年度比0.9%増)、経常費用は3,685億円(1.2%増)で、経常収支は40億円の黒字となった。5年連続の黒字。18年度から、赤字額の大きい病院を対象にした経営改善委員会を開始し、黒字に転換した病院もあったが、黒字病院数は前年度と同数の44病院だった。後発品使用割合は、85.2%となり、政府目標を前倒しで達成した。【ライター 設楽幸雄】
経常収支のうち診療業務は、収益が3,568億円で0.9%増、費用は3,510億円で1.2%増となり、58億円の黒字だった。ただ、費用の伸びが大きかったため、黒字額は9億円、13.4%減少した。
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