厚生労働省は20日、「保健医療分野AI開発加速コンソーシアム」(座長=北野宏明・ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役社長・所長)の9回目の会合で、AI(人工知能)の開発促進とロードブロック(障壁)の解消に向けた工程表を、それぞれ2019年度内にまとめることを提案した。工程表をまとめた後に、継続的な情報収集と進捗状況の確認を行うワーキンググループ(WG)を設置する。【吉木ちひろ、新井哉】
厚労省が示した今後のコンソーシアムのスケジュール案によると、次回会合で工程表案の検討を行い、20年3月に取りまとめを行う。開発を促進する重点領域の位置付けは同省が俯瞰図にして整理している=図=。その後、工程表に沿ったフォローアップを行うWGを設置、人材育成などの領域横断的な課題への対応について検討するWGも別に設置する。
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