病院の分業率は2018年6月審査分で79.2%となり、前年に比べて1.0ポイント上昇、上昇幅はそれ以前に3年間続いた縮小傾向から拡大に転じたことが明らかになった。同様の拡大が続いていれば、19年6月審査分では80%を超えている可能性が高い。厚生労働省の社会医療診療行為別統計の結果だ。診療所も含めた医科全体の分業率も1.0ポイント上昇して75.8%となった。【ライター 設楽幸雄】
社会医療診療行為別統計は、医科入院外の院外処方率を算定している。病院と診療所の処方料の算定回数と処方箋料の算定回数の合計に対する処方箋料の算定回数の割合で、実数で示された分業率だ。
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