骨太方針2019に向けた経済財政諮問会議の社会保障に関する議論で、民間議員提出資料は20年度診療報酬改定の課題の第1に「調剤報酬の大胆な改革の推進」を挙げた。特に調剤報酬の院内外の価格差として、生活習慣病内服薬28日分で、調剤料は院内の90円に対し院外では2400円と27倍もの差があることを示した。発言では、複数の民間議員が「コンビニより多い薬局数」を指摘した。リフィル処方の推進も課題としている。【ライター 設楽幸雄】
民間議員提出資料は、20年度診療報酬改定の課題の最初の記述で「調剤報酬の大胆な改革の推進が必要」と指摘した。
その具体策については、「薬局数は依然として増加を続けている」ことを挙げ、「大きな原因は院内・院外の調剤報酬の内外価格差である」と断定。
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