厚生労働省は3日、2018年度介護報酬改定の効果を検証する調査案を社会保障審議会介護給付費分科会介護報酬改定検証・研究委員会に示した。介護老人福祉施設などにおける介護事故やヒヤリ・ハットを対象とした調査案、4月に創設された介護医療院の実態調査案などが盛り込まれた。厚労省は、委員会で出された意見を踏まえて調査票を見直し、10月に開催予定の介護給付費分科会へ提出して、調査を開始する方針。【齋藤栄子】
厚労省の調査案は、▽介護保険制度におけるサービスの質の評価▽介護ロボットの効果実証▽居宅介護支援事業所などの業務の実態▽福祉用具貸与価格の適正化▽介護医療院におけるサービス提供の実態▽介護老人福祉施設における安全・衛生管理体制▽介護老人保健施設における安全・衛生管理体制―の7つ。
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