【一般社団法人リエゾン地域福祉研究所 代表理事 丸山法子】
いまや都心部だけではなく地方のコンビニでも、よく働く外国人名のスタッフさんに出会います。介護業界以外ではすでに外国人が活躍していて、市役所の窓口に数カ国語の案内があるのはもはや当たり前。また、常勤か非常勤かではなく時短勤務や派遣職員、育児や介護のためにパート勤務をするスタッフなど、年齢層も幅広くなりました。ご存知の通り、「働き方改革」を受けて雇用環境は大変な勢いで変化していますので、介護経営も福利厚生含めた待遇改善をスピードアップする必要がありますね。
新卒採用はできていますか? 介護福祉士養成大学や専門学校では、経営が成り立たないからと、年々学部を閉じつつあります。子どもの数が減っているので、当然、入学者数は減少するとは思いますが、介護分野への進学に親や教員が大反対するからか、その加速度は増しているように感じます。
(残り1931字 / 全2329字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】