DPC制度に参加する病院では先月から、入院中に使用した持参薬の名前や使用量などを、「EF統合ファイル」(医科の出来高点数の情報)で提出することが義務付けられた。病院ではシステムの改修に加え、鑑別率の向上や多職種間の連携などの取り組みが重要になる。全国に143病院を展開する国立病院機構の取り組みを取材した。【敦賀陽平】
ここ数年、若手の薬剤師による鑑別も増えており、同機構では今年2月、持参薬を鑑別する際の業務フローをまとめたマニュアルを作成し、業務の質の均てん化に乗り出した。
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