昨年4月、特別養護老人ホーム(特養)への入所が要介護3以上の中重度者に原則限定されたことで、入所待ちをしている待機者の数が急速に減り始めている。中には入所が中重度者に限定されてから1年の間に、待機者が半減した地域も見られ、現場関係者からは経営への影響を懸念する声も上がり始めている。【ただ正芳】
福岡県老人福祉施設協議会では昨年11月、同県内の特養164カ所を対象にアンケート調査を実施。120カ所から有効回答を得た。
調査では、入所が中重度者に原則限定される前の2014年と、限定された後の昨年の入所者数や新規入所者数、待機者数などを比較した。
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