【一宮市立市民病院看護局長 岩花あけみ】
愛知県尾張地域には急性期病院をはじめ、多くの病院や施設がある。しかし、その連携は不十分で、地域住民が安心して医療・介護を受けられる環境とは言えない状況にある。2009年度、愛知県看護協会尾張地区支部(以下、当地区支部)では、専門看護師1人、認定看護師33人、認定看護管理者3人が登録していたが、自施設内での活動にとどまっている状況だった。
本会は、当地区支部内の施設に所属する専門看護師、認定看護師、認定看護管理者を会員とし、下記の活動を行っている。
(1)会員間の交流
(2)会員の活動報告
(3)当地区支部内の施設の教育・指導活動への支援
(4)共同研究の推進
(5)地域医療貢献活動への参画、協働活動の推進
(6)その他、本会の目的を達成するために必要な活動
会員数は、発足時28人だったが、14年度には102人まで増加している。主な活動としては、年2回の定例会の開催と当地区支部内の施設の職員教育を実施している。
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