医療法人の経営情報のデータベース(MCDB)の運用を議論する厚生労働省の検討会が20日開かれ、同省は、研究のために行うデータの第三者提供に関する報告書案を示した。データの提供を研究に必要な最小限にする内容だが、提供先から公表されたデータをほかの情報や調査とリンクさせることで、個人や法人を特定される「再識別」への懸念が医療団体から相次ぎ、引き続き調整することになった。【兼松昭夫】
MCDBのデータの第三者提供は、遅くても2026年5月中には運用を始めることになっている。25年度には、
(残り917字 / 全1159字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】