【株式会社医療経営研究所 介護・福祉コンサルタント 関田典義】
ここ数年、薬局が介護事業に参入するケースが増えています。弊社でもご相談を数多く頂いており、その内容は大きく次の2つに分けられます。
「介護事業の参入を検討している」【新規開業】
「介護事業に参入したけれども、思うようにうまくいかない」【経営改善】
■薬局を取り巻く経営環境の変化
薬局は、医薬分業の進展(2013年度の医薬分業率は67.0%、日本薬剤師会調べ)に伴う新規出店などにより売上高を拡大してきました。しかし、近年は分業率の鈍化に加え、調剤報酬や薬価の改定、販売費および一般管理費(人件費等)の増加が影響し、以前と比較して厳しい経営環境に置かれつつあります。
次回配信は1月20日15:00を予定しています
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