厚生労働省は、データ提出加算を届け出るための審査に、167病院が合格したと、地方厚生局などに通知した。これらの病院はいずれも、8月22日までに必要なデータを提出していた。【佐藤貴彦】
69病院がデータ加算の審査合格-DPC対象病院や準備病院、厚労省が通知
【解説】急がれるデータ加算届け出-7対1や地域ケア、申請チャンスあと2回
データ加算届け出、11月不合格でも救済-厚労省
データ提出加算は、患者の診療情報などを、既定の形式に従って提出する病院を評価するもの。届け出るためには原則、まず2か月分のデータを作成・提出して審査を受け、適切にデータを提出できると厚労省から認められる必要がある。
一般病棟7対1入院基本料や地域包括ケア病棟入院料などは、原則として来年4月から、データ提出加算の届け出が要件に加わることになっている。今年度に審査を受ける機会は、▽5月20日までに審査を申し込み、8月22日までにデータを提出▽8月20日までに審査を申し込み、11月22日までにデータを提出▽11月20日までに審査を申し込み、来年2月22日までにデータを提出-の3回。このため一部の病院が、データを提出するための体制整備を急いでいる。
合格した167病院は、以下の通り。
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