【北大大学院保健科学研究院 健康イノベーションセンター客員研究員 岡﨑光洋】
今回は、さまざまなシーンでの電子お薬手帳の活用について述べたいと思います。
上の図は、連載第3回にも登場した、電子お薬手帳で管理するデータ、その発生場所とのリンクを示したものです。お薬手帳とは、個人の生涯にわたるデータのうち、▽医療▽治療▽医薬品▽セルフメディケーション-に関するデータをまとめた手帳です。多くの方は、医療機関で処方された医薬品を薬局で調剤されたときに初めて手にされるのではないでしょうか(連載第4回)。この図で言えば、左上の「医療機関」と左下の「薬局」で活用するシーンが多いと思われます。
(次回配信は7月8日15:00を予定しています)
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