【村中内科・心療内科医院 院長 村中一文】
筆者は1997年に、地元の青森県むつ市に内科・心療内科を標榜する無床診療所を開院した。当時勤務していたむつ総合病院内科の超多忙な生活から解放され、専門の心療内科を中心に診療できるようになったことは大きなメリットではあったが、すべてを1人で解決しなければならないことに心理的負担を感じることも多かった。特に専門外の疾患も伴った患者の診察時には、横のつながりがない不便さをしばしば感じ、病診連携、診診連携の重要性を実感していた。
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