【有限会社わくわくコーポレーション・メディカル広報センター代表 四元重美】
インターネットがもたらした情報社会は、すさまじいほどのスピードで進化し続けており、今やわれわれの生活はネット抜きには考えられなくなっている。
それは医療機関といえども無関係ではない。医療には、特殊性が付いて回る。医業は一部を除き、 「ニーズ型」事業 の最たるものだ。必要があって初めて人は医療機関を利用する。こうしたニーズ型にとって大切なことは、「いざというとき、いかに認知してもらえるか」である。そして、必要に迫られた相手に認知してもらうのに、最も適したメディアの一つがホームページ(HP)なのだ。
また、医療機関を選ぶ際には「口コミ」が重視される。人はまず家族や友人、同僚から情報を得た後、その医療機関の情報をさらに仕入れようとする。この時点でHPがなければ、素通りされてしまいかねない。すなわち、現代人の多くにとってHPは医療機関選択のフィルターとなっているのである。
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