【東京歯科大市川総合病院地域連携・医療福祉室係長 大塚光宏】
前回の最後に、地域包括ケアの時代における地域連携について触れた。
そもそも地域包括ケアはなぜ必要なのか。筆者は、地域包括ケアの土台となるミッションは、「安心して生活できる“まち”を創ること」だと考える。あらゆる専門職との連携が必要であり、多職種、異業種が役割分担を行い、ネットワークを構築する時代に入ったと言える。
地域包括ケアを実現するためには、非営利組織、行政、民間企業も必要であり、もちろん市民参加も重要である。まさに、“まち”全体で取り組む課題であり、安心して生活できる“まち”を、みんなで共に創る “共創”の時代ということができる=図1=。
(残り1478字 / 全1796字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】