政府が6月に閣議決定した骨太方針2024を踏まえ、厚生労働省は30日に開いた有識者検討会の会合で2026年度の医学部定員は24年度の定員数を上限とし、25年度の臨時増員の枠組みを暫定的に維持する方針を示した。その上で各地域に対し、必要な範囲での臨時定員の設置を認める考えを示したが、一部の構成員から「医師偏在対策の議論が十分でない中、26年度の議論を進めるのは時期尚早」だという意見が出た。【渕本稔】
26年度の医学部定員の上限については、骨太方針2024で
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