厚生労働省は30日、特定の地域や診療科への医師の偏在を是正するための対策パッケージの骨子案を公表した。大都市など医師が多い地域での新規開業にハードルを掛けるため都道府県知事の権限を強化する。【兼松昭夫】
また、「医師少数区域」での勤務経験を管理者の要件にする医療機関の大幅な拡大を検討する。必要に応じて法令改正し、2027年度の施行を目指す。
骨子案は
▽都道府県の「医師確保計画」の深化
▽医師の確保・養成
▽実効的な医師配置-が柱。
厚労省がこの日公表した「近未来健康活躍社会戦略」に盛り込んだ。年末にかけて対策パッケージの具体化を進める。厚労相をトップとする
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