厚生労働省の病院報告 (5月分概数)によると、この月の病院の在院患者総数(月間)は1日平均111万6,770人で、前月から1.0%、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の2019年5月との比較で8.6%いずれも減少した。一般病床の在院患者はコロナ前から5.6%減り、月末時点での病床利用率は3.2ポイントダウンした。【兼松昭夫】
また、病院の外来患者数(月間)は1日平均118万8,346人で、前月から3万4,179人(2.8%)、19年5月比では8万4,645人(6.6%)減った。
病院報告は、全国の病院のほか、療養病床を整備している診療所の利用状況を明らかにするため、厚労省が毎月行っている。24年5月分の概数は8月9日に公表した。
それによると、
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