地域医療機能推進機構(JCHO)は2日、2023年度の業務実績評価を厚生労働省の「独立行政法人評価に関する有識者会議」のワーキンググループ(WG)で報告した。全8項目のうち、医療提供体制に関する「診療事業」や「介護事業」など5項目の自己評価を5段階で上から2つ目の「A」とし、総合評価は「A」とした。【渕本稔】
医療提供体制に関する「診療事業」の実績では、中核病院の救急搬送応需率が78.2%と前年度より5.8ポイント改善したものの、目標ラインである85.0%を下回った。中核病院を補完する病院の地域包括ケア病棟からの在宅復帰率は、前年度から1.9ポイント増え88.0%となり、こちらは目標ラインの85.0%を上回った。
評価指標に掲げたこの2つの項目以外に、
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