中小企業の従業員らが加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)は5日、2023年度の決算が4,662億円の黒字になるとの見込みを発表した。支出の3割超を占める高齢者医療に関する拠出金など支出の増加を、賃金アップによる保険料収入が上回った。決算見込みが黒字となるのは14年連続。【渕本稔】
協会けんぽによると、支出総額は前年度比2.5%増の11兆1,442億円。加入者数は前年度から1.1%減少したものの、
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