病院や診療所による「かかりつけ医機能」の発揮を促す仕組みを議論する分科会が5日開かれ、厚生労働省がこれまでの議論の整理案を示した。病院や診療所が都道府県に毎年報告するデータを活用し、時間外対応への役割分担などを地域ごとに協議するなどの内容。【兼松昭夫】
それによって、地域に不足している機能の底上げにつなげる。
整理案の方向性に異論はなく、厚労省は月内の取りまとめを目指す。
「かかりつけ医機能」の発揮を促す仕組みは、2025年4月に施行される新たな報告制度が柱。厚労省の「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」が23年11月に枠組みの議論を始めた。
「かかりつけ医機能」の報告は、
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