後発医薬品を安定的に供給するため、武見敬三厚生労働相は4日、製薬企業13社の社長らを省内に集め、業界の再編に取り組むよう要請した。また、薬の1成分ごとの供給メーカー数は「5社程度」とするのが適当だとする考えも示した。【松村秀士】
厚労省によると、後発薬業界では市場シェア(数量)の上位9社が全体の数量の半数を製造し、それ以外の企業は比較的少量を生産している。最上位の企業のシェアも14%に届かず、多くの企業が低いシェアで激しく競争している。
具体的には、789成分のうち1社しか供給していない成分が250ある一方、
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