厚生労働省は2日、医療機器などでの情報化の進捗状況調査の結果を公表した。マスクやガウンなど医療用消耗材料の販売包装単位でのバーコード表示の割合が2022年9月末時点で90.5%と初めて9割を超えた。1年前の前回調査から1.7ポイント上昇した。【松村秀士】
調査では、日本医療機器産業連合会が所属先の製造販売業者に調査票を送付。医療機器関連の331社と体外診断用医薬品関連の89社の計420社が回答した。
それによると、バーコード表示されていた割合は、医療機器全体で販売包装単位が99.6%(前回調査から0.2ポイント上昇)、最小包装単位が91.9%(同3.6ポイント上昇)だった。
一方、人や動物に直接使用されることのない体外診断用医薬品では、販売包装単位が
(残り276字 / 全602字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】