社会保障審議会の医療保険部会が15日開かれ、厚生労働省は、マイナ保険証の4月の利用率が全国ベースで6.56%だったことを報告した。2023年1月に集計を始めて以来、過去最高だが、都道府県別に利用率を見ると地域差が大きい。【兼松昭夫】
マイナ保険証の利用率は、オンラインで資格確認を行った件数のうち、マイナ保険証を利用した件数の割合で、厚労省が23年1月から毎月集計している。
全国ベースでの4月の利用率は前月から1.09ポイント上昇し、過去最高の6.56%だった。
マイナ保険証の全国ベースでの利用率は23年4月に6.30%まで上昇した。しかし、その後は情報のひも付けの誤りなどトラブルが相次ぎ、同年12月に4.29%まで落ち込んだ。今回は、1年ぶりに6%台に回復した。
都道府県別では、
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