厚生労働省は11日、電子処方箋管理サービスで院内処方を取り扱う際の考え方を関連のワーキンググループに示した。同管理サービスに投薬情報を登録できるように対応してもらうが、それが難しければ医療機関が管理する情報の中で患者の服薬実績に近い情報を登録してもらう内容で、特に異論はなかった。【松村秀士】
厚労省はまた、突然の転院や災害などの有事の場合に備え、患者の薬剤情報はリアルタイムで都度、電子処方箋管理サービスに登録されるのが望ましいとしているものの、それが難しい場合には退院時などにまとめて登録することも可能とする。
また、退院時の一括登録では緊急時のニーズに応えられない可能性があるため、例えば週次や月次など
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