日本ケアテック協会は、2日に開かれた社会保障審議会・介護給付費分科会のヒアリングで、介護のICT化に向けて新たな教育資格制度を設け、加算などで評価していくことを要望した。「管理職・スタッフそれぞれの層に合わせた知識を身に付けることが重要」としている。【新井哉】
同協会は、現状では「求められるICTリテラシーと既存資格のギャップ」があると指摘。例えば、管理職は現状分析から課題解決までの企画と意思決定、ケアを担う職員は導入された製品を無駄なく使いこなす能力がそれぞれ求められるが、介護福祉士や社会福祉士、ケアマネジャーといった既存の資格課程では「各立場等において必要な知識の獲得にはつながらない」と説明している。
こうした現状を踏まえ、
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