厚生労働省の重篤副作用総合対策検討会は20日、重篤副作用疾患別対応マニュアルについて、日本循環器学会が新たに作成した「重症高血圧」のマニュアル案を了承した。医療関係者向けの説明では、高血圧緊急症で引き起こされる重篤な病態を取り上げ、「薬剤で誘発される血圧上昇を早期に検出し、これらの重篤な疾患の発症と重症化を予防することが最も重要である」としている。【新井哉】
重篤副作用疾患別対応マニュアルには、患者向けと医療関係者向けの説明がある。医療関係者向けでは、▽早期発見と早期対応のポイント▽副作用の概要▽副作用の判別基準(判別方法)▽判別が必要な疾患と判別方法▽治療法▽典型的症例-などを記載している。
具体的には、早期発見と早期対応のポイントとしては、
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