新型コロナウイルスに感染した入所者のうち、病院に搬送されたのは介護老人保健施設(老健)や介護医療院で共に1割程度にとどまったとする調査研究事業の結果を厚生労働省が21日、社会保障審議会・介護給付費分科会の委員会で明らかにした。【松村秀士】
この調査研究事業は、サービスの実施や医療提供、介護報酬の算定などの状況を把握するため老健や介護医療院を対象に実施。8月末までに老健528施設、介護医療院313施設から調査票を回収した。
新型コロナに感染した入所者は、調査に回答した老健454施設で計1万6,437人、介護医療院(278施設)では計3,943人いた。
このうち、施設内で酸素投与を行った人は老健で
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